ヨーロッパ等の、日米とSECAMを用いる地域をのぞく大半の国で使われるカラーテレビ放送方式の名称。
旧西ドイツのテレフンケン社が開発し、1956(昭和31)年規格制定された。日本や米国で使われるNTSCと異なり、最初からカラー放送用として設計されている。これは今もテレフンケン社の特許であり、PAL方式の受像機を製造するに当たっては特許のライセンス料を支払わねばならない。
二つの色差信号のうち、I信号の副搬送波の位相を走査線ごとに反転して伝送するのが特徴で、この方式によって位相の歪みの影響が2走査線内で収まり、歪みによる影響を受けにくい。
走査線本数が625本。秒間25フレーム。