PDC

読み:ピーディースィー
外語:PDC: Personal Digital Cellular
品詞:名詞

NTTが開発したTDMAタイプのディジタル携帯電話システム。

日本でのディジタル携帯電話システムは全てPDCにして欲しいという郵政省(現在の総務省郵政事業庁)の意向により日本の全ディジタル携帯電話事業者が採用し、通常日本で "ディジタル方式" とだけ呼ばれている携帯電話は事業者を問わず全てPDCである。

周波数帯域幅はフルレートで25kHz、ハーフレートで12.5kHz。800MHz帯と1.5GHz帯で使用されており、800MHz帯はNTTドコモ、KDDI au(旧IDO、旧セルラー)、1.5GHz帯はNTTドコモ、KDDI系(ツーカー)、J-フォンが使用している。但しauでは2002(平成14)年3月31日で新規契約を終了、2003(平成15)年3月31日にサービス自体を終了した。

通話毎にかかった通話料金を通知するネットワーク機能等もあり、そう悪くはないシステムなのだが、NTTが開発したシステムという事でNTTの海外進出を規制したNTT法に引っかかり、結局日本以外では採用されることの無い日本のローカル規格となってしまった。最近はPDCハーフレートと区別するため、従来からのPDCをPDCフルレートと呼ぶことも多い。

携帯電話の電磁波強度は、PDC(800MHz/1.5GHz)が0.8W、対するcdmaOneは0.2Wである。ちなみに衛星がCSだった日本イリジウムが生存していれば、ぶっちぎりで優勝なのはイリジウムである。