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SMTP

読み:エスエムティーピー
外語:SMTP: Simple Mail Transfer Protocol
品詞:名詞
2000/07/05 作成
2007/08/03 更新

メールのホスト間転送プロトコルの一つ。RFC 2821外部リンクで規定される。

インターネットで、メールサーバにメールを送信したり、ホスト間でメールを転送するためのプロトコルであり、現在の主流である。

実際には、UNIXホスト上でSMTPサーバ(sendmailなど)のソフトウェアを使用し、UNIXのディスク上のメールボックスにメールを転送している。

US-ASCIIによるコマンド送受信を主体とする。つまり古式な7ビット環境であり、8ビットのバイナリデータは原則として扱えない。そこで、MIMEと呼ばれる手法を用いることで、8ビット情報の送受信機能を実現している。

ポート

通常は25/tcpを使う。

なお、いわゆるクライアントホストがメールサーバにメールを送信するのにはMessage submissionプロトコル(RFC 2476外部リンク)を利用するのが正式で、そのためのポートは587/tcpである(ただし25/tcpも利用可能)。

趣旨

SMTPは送信側主体のプロトコルであり、断続的にしかネットワークに接続されない端末宛への送信に対しては、有効な働きをしない。

そのため、あらかじめPOPサーバと呼ばれる別のサーバを相手先に用意し、ユーザ別にメールボックスに保存しておく。送信先のユーザは必要なときにPOPサーバに接続し、自分宛てのメールをPOPサーバから受信する。

送信

メールを送信する場合は、一旦最寄りのSMTPサーバへメールを投函する(これがメーラの設定に書くSMTPサーバ名)。

サーバは宛て先のIPアドレスをDNSへ照会し、送り先が存在すればそのホストへ向かって送信する。

当然ながら途中にはファイアウォールの外のサーバを幾つか経由することになるため、盗聴の危険性がある。セキュリティを要する場合にはPGPPEMなどを利用して暗号化するのが一般的である。