TCP/IPネットワークに接続された機器を、ネットワーク経由で監視したり管理するためのプロトコル。RFC 1157(STD0015)で規定される。
ルータやインテリジェントHUBなどのネットワーク機器(エージェント)のネットワーク管理情報を、管理システム(マネージャ)に送る際の標準のプロトコルとして使われている。
下位のプロトコルはIPやEthernetにこだわるものではなく、IEEE 802.3、IEEE 802.5(Token Ring)、ARCNET、FDDIなど、様々なネットワークでの利用が想定されている。IPネットワークではコマンドに161/udp、トラップに162/udpが一般に使われている。
ネットワーク管理情報は、その構造の標準化が存在し、MIB(management information base)と呼ばれている。MIBにはネットワーク機器やプロトコルに応じて情報が登録される。SNMPとMIBは密接な関係があり、故に両者を総称してSNMPと呼ぶことも多い。
現在ではネットワーク機器のみならず、UPSなどの電源装置でもSNMPに対応したものがある。
SNMPは便利な反面、欠点も多い。そこで新たにSNMPv2が開発されたが、従来のSNMPとは互換性が無く、あまり普及していない。そこでSNMPv3が開発されRFC 2571〜RFC 2976で規定されたが、普及するかどうかは未知数である。