IPネットワーク上で音声情報を伝達する技術のこと。VoIPと略記されることも多い。
インターネット電話や、IP電話などで用いられている。
具体的には、次のような通信プロトコルを使う。
RTPやRTCP、H.323はインターネット上でのマルチメディア通信プロトコルの標準であり、テレビ会議(例えばMicrosoft NetMeeting)などにも使われている汎用のプロトコルである。
更に電話の場合は呼制御が必要になるので、これにMGCPやSIPなどのプロトコルが使われている。
電話会社の電話の場合、高価な電話交換機が必要となる。
対してIPネットワークの場合は安価なルータなどだけで済み、器材価格も安価になり、電話サービスもその分安価に実現できる。
そのため、特にCATV(ケーブルテレビ)会社が積極的に導入を検討し、1999(平成11)年の秋にはKDD(後のKDDI)が中心となってCATV会社によるVoIPの実験が開始された。
現在では多くのISPが、一般の電話回線用の電話機がそのまま利用できるVoice over IPサービスとしてIP電話サービスの提供をしている。
似た趣旨のものにFAX over IP、Voice over ATMなどがある。
VoiceとFAXは技術的にほぼ同じことから、Voice/FAX over IPなどと表現することもある。