WILLCOMのPHSで提供される通信機能W-OAMの後継。電波状態に応じて適切かつ高速な変調方式を自動的に選択する、PHSの高速化技術の一つ。
2007(平成19)年4月5日よりサービスが開始された。
基地局から近く電波状態が良ければ、通信速度は向上する。
基地局からの距離があり電波状態が並であれば、通信速度は従来通り。
基地局からの遠く電波状態が悪くても、W-OAMで導入されたBPSK方式で通信ができる。つまりW-OAMと同様、基地局が増えなくても電波到達距離は伸びるため、実質的な通話・通信可能距離が伸びる。
64QAM方式なら約3.125倍に速度が向上する。これに伴い、従来は1チャンネル(1xパケット方式)あたり最大32kbpsであったが、W-OAM対応機では最大で100kbpsになる。
さらに、複数チャンネルが併用できれば、理論上はその分だけ高速化される計算になる。具体的には次のとおり。
但しバックボーンの都合により、800kbpsが実現されるのは暫く後である(後述)。
WILLCOMの元、DDIポケットは元々、バックボーンにNTTのISDN(AO/DI)を利用しており、WILLCOMもこれを継続利用している。このため、速度は最大で512kbpsに限られる。
WILLCOMは現在、このバックボーンの光IP網化を進めており、800kbpsが実現されるのは、バックボーンの置換が完了してからである。
W-OAM typeG使用時でも、料金体系は従来通りで変更はない。全ての契約プランをそのまま利用出来る。
但し、W-OAM typeGの機能が利用できるのはW-OAM typeG対応エリア内(順次拡大中)だけであり、それ以外では従来通りの通信方式が利用される。
なお、W-OAM typeGが扱うのは8x/4x/2x/1xの各パケット方式である。フレックスチェンジやPIAFS等への対応はW-OAM typeGの仕様とは無関係であり、これらは使用するPHSデータ通信カード等の仕様による。
W-OAM typeG対応機種は次のとおり。