ブリタニア王アーサーの伝説を描いた叙事詩。

元々は口語等で伝わっていたものが12世紀頃 "ブリテン列王史" によって著され広まった。

アーサー王は幼い頃、英雄にしか抜けないという剣を岩から抜き取り王となる。その後聖剣エクスカリバーを手にブリテンを統一し、ローマ遠征へと旅立つが、甥のモルドレッドに王位を奪われ帰国。モルドレッドと戦い奪回を果たすがその時の重傷のために国を去る、というのが物語の大筋である。

アーサー王伝説は後世になるにつれ様々な作品がつけ加えられ、最終的には15世紀に大成した。

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