構成 (曲)
読み:こうせい

 曲(音楽)に含まれる様々な表現上の要素のこと。
目次

概要

メロとサビ
 日本の曲の場合、曲は大きく「メロ」と「サビ」に分けられる。
 サビが曲の中で最も盛り上がる部分で、メロはそこに至るまでの部分である。

要素
 曲は、定番の構成というものがある。
 例えば、次のような要素のを組み合わせて、一曲が完成する。
 なお、外国ではサビといった表現では無く、Aメロ、Bメロ、サビという名称はそれぞれ、A verse、B verse、C verseというように割り当てられる。

イベント
 曲には、次のようなイベントもある。

特徴

構成

基本構成
 例えば、現代のショービジネス向け楽曲においては、次のような構成が頻用され、基本構成となっている。
 イントロ > Aメロ > Bメロ > サビ > 間奏 > Aメロ > Bメロ > サビ > 間奏 > Cメロ > サビ > アウトロ
 イントロの後のAメロ〜Bメロがいわゆる一番、最初の間奏の後のAメロ〜Bメロがいわゆる二番となる。この構成は、古典的なアニソンなどにも多い。

その他
 また、Aメロを繰り返さず、ハイテンションを保つ構成もある。
 イントロ > Aメロ > Bメロ > サビ > 間奏 > Bメロ > サビ > Cメロ > アウトロ
 例えば、歌に形はないけれど(作曲doriko)などで、この構成が使われている。
 但し、音楽というものは基本的に完全自由なものなので、ここに示すものはあくまで一例である。いわゆる小室サウンドが席巻していた時代、キダ・タローは小室の曲を評して曰く「全てのパートがサビになっている、サビ付いた曲」と述べている。

再検索