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阿難
辞書:文化用語の基礎知識 民俗学東洋・仏教神仏編 (LFOLKEBN)
読み:あなん
外語:Ananda
品詞:人名

釈迦の従兄弟。釈迦の十大弟子の一人。梵名アーナンダ。漢字では阿難陀と音写される。

釈迦が最もかわいがっていた弟子であり、美男であった。釈迦から教えを多く授けられた為、啓教阿難尊者(けいきょうあなんそんじゃ)とも尊称される。提婆達多(だいばだった)という兄がいる。阿難は面倒見がよく、釈迦の侍者として働き、そして釈迦の入滅にも立ち会った。

阿難は優しすぎたため煩悩がどうしても捨て切られなかった。しかし釈迦入滅後、最も多く釈迦の話を聞いていた阿難は経の編集の責任者に抜擢され、この作業中に阿羅漢果(あらかんか;悟り)を得た。

釈迦によると、阿難は将来、常立勝旛という国で山海慧自在通王如来という仏になり、その時代は妙音〓満と名付けられるとした。六十二億の諸仏を供養し法蔵を護持し、二十千萬億恒河沙の諸々の菩薩等を教化するとされる。そして寿命は無量千萬億阿僧祇とされる。

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用語の所属
仏教
関連する用語
提婆達多
釈迦の十大弟子
釈迦
入滅
阿羅漢果
関連する仏
山海慧自在通王如来

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