J
読み:ジェイ
外語:J

 ラテンアルファベット第10字。大文字J、小文字j。ギリシャアルファベットに対応する文字はない。
目次

概要
 古典ラテン語には存在せず、俗ラテン語の時代から登場した。
 JはIの異体字だった。Iが複数並ぶ単語では、最初の母音をI、続く半母音をJと書いていたようである。
 俗ラテン語の時代にラテン語は大きく変化し、Jは子音/〓/、Iが母音/i/ へと変化した。

文字

用途
 音素 /y/ または /d〓/ を表わす文字として使用される。英語以外では /y/、英語では /d〓/ で発音されることが多い。
 文字の由来はIと同様、ギリシャ文字のΙ/ιに由来するが、Jに直接的に対応するギリシャ文字はない。

呼称

主な用途

発音記号

科学

その他

符号
 電算処理では、次のような符号位置を使う。
J (LATIN CAPITAL LETTER J)
j (LATIN SMALL LETTER J)
J (FULLWIDTH LATIN CAPITAL LETTER J)
j (FULLWIDTH LATIN SMALL LETTER J)

関連する文字

合字

ダイアクリティカルマーク

その他

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