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青木ヶ原
辞書:国土用語の基礎知識 日本地理編 (EGJP)
読み:あおきがはら
外語:Aokigahara
品詞:名詞

富士山の麓に広がる樹海。原、原野というよりは「」なので、「青木ヶ原樹海」とも呼ばれる。

目次
概要
位置情報
周辺道路
景観等

富士五湖のうち、西湖と精進湖に挟まれたあたりに広がっている。

モミ、ツガ、ブナ、ヒノキなど、針葉樹・広葉樹問わず生い茂り、昼でも暗い鬱蒼とした森である。また地面にはシダ植物などが茂る。遠くから見ると一面に緑が広がるため、「樹海」と呼ばれるようになった。

特徴
観光地

青木ヶ原の周辺には、キャンプ場や野鳥の森公園などがあり、鳴沢氷穴、富岳風穴といった観光地がある。また青木ヶ原を通り抜けるための道路、遊歩道が何本か整備されている。

都心から比較的近い場所で森林浴が楽しめるとあり、人気の高い観光地となっている。

公共交通では、富士急行 河口湖駅から富士急山梨バスの河口湖周遊レトロバス西湖・青木ヶ原行きで36分、富岳風穴で下車する(2008(平成20)年現在、片道680円)。

安全性

遊歩道はあるが、非常に広い森である。

このため、遊歩道が見えなくなる距離まで森に入ると、周囲には木しか見えなくなる。足場も悪くまっすぐは歩けないため、戻ることが難しくなる。

自衛隊が訓練に使うような森であり、入ったら二度と出られないほどではないが、心得も無く入ると遭難の恐れがある。

自殺の名所

この、「いかにも怖そう」なイメージのためか、自殺の名所にもなってしまっている。

かつては「東京で死ね 美しい富士を守る会」なる看板があったらしいが、今では撤去されたらしい。

また、木にスプレーで「祝ってやる」(呪ってやるの書き間違いと見られる)と書き残して逝く人もいた(?)らしい。

どちらも、写真がネットで広まっている。

リンク
関連する用語
富士山

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