アタラックス-P |
辞書:科学用語の基礎知識 薬学・精神薬編 (BPHARM) |
読み:アタラックス-ピー |
外語:Atarax-P |
品詞:商品名 |
パモ酸ヒドロキシジンを成分とする抗アレルギー薬。
メーカーはファイザー。
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薬品の特徴 |
製品 |
カプセルとシロップにはそれぞれ一つずつ他の薬品コードの存在が確認されている。
効果・効能 |
湿疹や蕁麻疹のかゆみを止める働きがある。
また、穏やかに不安や緊張を和らげる作用がある。
成分・添加物 |
規制区分 |
剤形 |
カプセル、シロップ、ドライシロップ、散剤がある。
アタラックス-Pを名乗る注射液もあるが、成分は塩酸ヒドロキシジンであり、パモ酸ヒドロキシジンではない。
風味等 |
不明。
名称の由来 |
不明。
名前のPはパモ酸を表わしていると思われる。P無しのアタラックスは塩酸ヒドロキシジンを成分としている。
今昔 |
元々、湿疹や蕁麻疹のかゆみ止めとして薬局で売られている市販薬だった。価格は20カプセルで1,800〜2,000円程度。
副作用に鎮静作用があり、精神科にどうしても行けないという人が睡眠薬代わりに使うことが流行った。
但し、その効果は一ヶ月程度とされ、実際には効果は殆ど期待できない。保険証があり病院に行ける状態であるなら、このような効かない薬に期待するより、病院へ行くべきである。
なお、ヒドロキシジンは2005(平成17)年4月から処方せん医薬品に規制強化されたため、現在では処方箋無しで購入することはできない。
リンク |
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