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アルタイル
辞書:科学用語の基礎知識 天文学天体名編 (USTLN)
読み:あるたいる
外語:Altair
品詞:固有名詞

わし座方向に見られる恒星の一つ。アラビア語で「空飛ぶ鷲」の意。わし座α星(α Aql)、53番星(53 Aql)。七夕の彦星で、和名は牽牛星(けんぎゅうぼし)。

目次
情報
基本情報
物理的情報
観測情報
主なカタログ番号
特徴
星名

Altair(アルタイル)は古くからの名である。

アラビア語で「空飛ぶ鷲」を意味する<ALEF><LAM><NOON><SEEN><REH> <ALEF><LAM><TAH><ALEF><YEH^HAMZA><REH>(al-nasr al-tayir)がアラビア語としての星名で、これが語源となり、これを略してAltairとしたものが一般的な名となった。

2016(平成28)年、IAU(国際天文学連合)で恒星の適切な固有名詞を標準化することになり、Altairの名を承認している。

1等星

1等星であり、全天で12番目に明るい星である。1等星の中では中堅である。

しかし観測により光度が僅かに変動しており、たて座δ型変光星と判明している。

寿命

約12億年と若いA型主系列星である。

質量から予想される寿命は80〜100億年とされている。

自転

わずか8.9時間という短時間で高速自転しており、このためみかんのような潰れた形状をしている。

リンク
関連するリンク
* alf Aql -- Variable Star of delta Sct type @ SIMBAD
用語の所属
わし座
1等星
夏の大三角
関連する用語
ベガ
七夕

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