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スカトール
辞書:科学用語の基礎知識 化学物質編 (NSUB)
読み:スカトール
外語:Skatole
品詞:名詞

環に窒素原子を含む、複素環有機化合物の一つ。

目次
情報
基本情報

スカトール
スカトール

誘導体、関連物質の例
特徴
機能

生体内では、アミノ酸のトリプトファンが分解されて生成され、大便などに含まれ不快な臭気を持つ。しかし微量を希釈溶液にすると快香を放ち、香しい花の香りに変化する。

スカトールには興奮作用が確認されている。

名称

スカトールという名は、ギリシャ語で糞便を意味するσκωρ(skor)、およびその属格σκατοσ(skatos)に由来し、ここから「skato‐」という連結形が作られた。

そして、糞便に含まれる幾つかの物質のうちの一つとして、この物質が「スカトール」(skatole)と命名された。

同じ語を語源とするものに、学問としてまたは嗜好(フェチ)としての「スカトロ」「スカトロジー」という用語がある。こちらはskatoに科学や学問を意味するギリシャ語λογοσ(logos)を付けたものとされる。語源は同じだが由来が異なる。

安全性
危険性
有害性
環境影響
リンク
用語の所属
複素環化合物
関連する用語
インドール
大便

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