Intel製IA-32(x86)プロセッサーのうち、Core 2の第二世代プロセッサーコアの開発コードネーム。

目次 概要 特徴 仕様表 プラットフォーム 全ラインナップ 後継 名前の由来

概要

先代のConroeが65nmプロセスだったのに対し、45nmプロセスにシュリンク(縮小)された。

TDPは65Wのまま変更が無いが、ハイエンドモデルは2次キャッシュが6Miバイトに増えている(Conroeは4Miバイト)のが特徴。

特徴

仕様表

項目	特徴
マイクロアーキテクチャー	Coreマイクロアーキテクチャー
コアのクロック周波数	2.53〜3.33GHz
FSBクロック	1066/1333MHz
最大バス帯域幅
1次命令キャッシュ
1次データキャッシュ
2次キャッシュ	6Miバイトまたは3Miバイト(廉価版)
製造プロセスルール	45nm
ダイサイズ
集積トランジスタ数

主な対応機能に、次のようなものがある。

• MMX
• ストリーミングSIMD拡張命令3(SSE3)
• ストリーミングSIMD拡張命令4.1(SSE4.1) (Core 2 Duo E8x00)
• Intel 64(旧称・EM64T)
• インテル バーチャライゼーション・テクノロジー(インテルVT) (Core 2 Duo E8190とE7x00を除く)

プラットフォーム

• LGA775

全ラインナップ

製品は全て、Core 2 Duo(デスクトップ用)である。

• FSB 1066MHz
  • 2.53 GHz(E7200)、2.66 GHz(E7300)、2.80 GHz(E7400)、2.93 GHz(E7500)、3.06 GHz(E7600)
• FSB 1333MHz、VT対応(E8190除く)
  • 2.66 GHz(E8190/E8200)、2.83 GHz(E8300)、3.00 GHz(E8400)、3.16 GHz(E8500)、3.33 GHz(E8600)

後継

通常のデスクトップ向けCoreマイクロアーキテクチャーのコアは、この世代で最後である。

直接ではないが、実質的な後継コアは、Core i7用のNehalemマイクロアーキテクチャー第一世代コアBloomfieldである。

名前の由来

語源は地名と思われるが、定かではない。

リンク

用語の所属
Intel
IA-32
関連する用語
Intel Core 2 Duo

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