->
読み:アロー
外語:->

 C/C++において、構造体のメンバーを間接参照するために使う演算子の一つ。

概要
 C/C++では、構造体が実体または参照であるときはドット演算子(.)でメンバーにアクセスすることができる。
 構造体.メンバー;
 しかしC/C++では、構造体を扱うとき、実体や参照ではなく構造体に対するポインターである場合がある。この時は間接参照となるため、その場合に使うのがアロー演算子(->)である。
 構造体へのポインター->メンバー;
 これは構文糖であり、次のように書いても同義である。
 (*構造体へのポインター).メンバー;
 つまり、(*pointer).fieldをpointer->fieldと書くことができ、簡潔になる。

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