プログラミング例 x := 1. 10 timesRepeat: [ x := x + 1 ]. 10という数値オブジェクトに対し, [ x := x + 1. ] というブロック式オ ブジェクトを伴ったメソッド timesRepeat: を送ることで, 10回の繰り返 しを行なっている. x := 1. y := 0. (x > y) ifTrue: [ ^x := x - 1 ]. x に y を引数とした > というメッセージを送り, その結果の真偽オブ ジェクト(true もしくは false)に [ ^a := a - 1 ] というブロック式オ ブジェクトを伴った ifTrue: メッセージを送る. >のようなメッセージは, 結果によって true(Trueクラスの唯一のインス タンス)かfalse(Falseクラスの唯一のインスタンス)を返すように定義さ れており, また ifTrue: メッセージは Trueクラスでは引数ブロックを評 価するように定義され, False クラスでは何もしないように定義されてい る.