補助漢字面
読み:ほじょ-かんじめん
外語:SIP: Supplementary Ideograph Plane

 UnicodeおよびISO/IEC 10646の第2面のこと。英語を略して「SIP」という。
目次

概要
 日常の使用頻度の低い文字のうち、漢字文字が納められている。
 同様の文字でも、漢字以外の場合は補助多言語面(SMP)に、既に利用者のいない古代の漢字はTIPに格納される。
 文字番号は、U+20000〜U+2FFFDである。

特徴

沿革

リビジョン

符号化
 この面は、UTF-8UTF-16UTF-32のいずれの符号においても、4オクテットとなる。

収載文字
 CJK統合漢字拡張Bがここにあり、基本多言語面(第00面)と合わせて康熙字典の全ての字が揃うことになっている。
 また、Unicode 5.2.0からはCJK統合漢字拡張Cが、Unicode 6.0.0からはCJK統合漢字拡張Dが追加された。
 将来的には、CJK統合漢字拡張Eが追加され、面のほぼ全てを埋める予定である。
 この面は現在使われている漢字を収載するもので、既に使われていない古代漢字については次の第03面(TIP)に収載される予定である。

Unicodeマップ
 Unicode 5.2.0までで割り当てが決まったものと、それ以降で提案中のものは、次の通り。
UCS (16進)用途追加版
20000〜2A6DFCJK統合漢字拡張B3.1
2A6E0〜2A6FF(( 空き領域 ))
2A700〜2B73FCJK統合漢字拡張C5.2.0
2B740〜2B81FCJK統合漢字拡張D6.0.0
2B820〜2F7FFCJK統合漢字拡張E提案中
2F800〜2FA1FCJK互換漢字4.0.0
2FA20〜2FFFD(( 空き領域 ))

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