択捉島

読み:えとろふ・とう
外語:Etorofu Island 英語 , Остров Итуруп ロシア語
品詞:その他地名

北方領土のうちの北方四島の一つで、国後島から更に沖合いに存在する島で、日本では本州の次に大きい島である。

目次

自治体

北海道根室振興局管内に属し、島には3郡3村の自治体が存在する。

基本情報

  • 地域: 北海道
  • 位置: 北緯45°、東経148°
  • 全長: 204km
  • 面積: 3,184,04km²
  • 人口: 無人島 (不法滞在のロシア人を除く)

通信

  • 1855年2月7日(安政元年12月21日): 日魯通好条約締結により、北方四島は日本領と確認される
  • 1875(明治8)年5月7日: 全千島が日本領となる。択捉島もなお日本領
  • 1905(明治38)年9月5日: 日露戦争に勝利、ポーツマス条約が調印。択捉島もなお日本領
  • 1945(昭和20)年8月16日: 旧ソ連が侵略開始
  • 1945(昭和20)年8月28日: 旧ソ連に占領された

択捉島はアイヌの地であり、長く日本の領土であったが、旧ソ連が軍事占領し今に至っている。

当時は3村でおよそ3600人あまりの日本人が住んでいたが、侵略されて以降、日本人は全員追い出され、およそ8000人のロシア人に不法占拠されている。

運輸

道路

道路はあるが、日本国として国道、北海道として北海道道などは設定していない。

道の駅

島内に道の駅はない。

鉄道

島内に鉄道はない。

飛行場

島内に飛行場はない。

周辺の島

この島の最寄りに、次のような島がある。

エトロフはアイヌ語で、エト・オロ・プ(eto/etu oro pu、岬のあるところ)が語源とされている。

現在、島を不法占拠しているロシアは、この島と、北東にある得撫島(うるっぷとう)と新知島(しむしるとう)を合わせてクリル地区と呼んで、クリル地区行政府を紗那村(ロシア名・クリリスク)に置いている。

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