たほいや

読み:たほいや
外語:dictionary 英語
品詞:名詞

国語辞典(通常は "広辞苑")を使った、4人程度で行なう言葉当てゲーム。

大元はイギリスのゲームで、"dictionary" という名前がついていた。1989(平成元)年頃にパズル誌ニコリで「国語真偽会」という名前で紹介され、その後、ゲーム団体「ボードウォーク・コミュニティー」でこのゲームが遊ばれ初めた頃に出題された言葉「たほいや」にあまりのインパクトがあったためそのまま別名として使われ、自然と定着。1993(平成5)年に同会代表の高橋氏のプロデュースで放送されたフジテレビの深夜番組でこちらが正式名称になった。

テレビ化された年より、ボードウォーク・コミュニティー主催で「たほいや日本選手権」が開催されている(ただし、1999(平成11)年以降は休止中)。

第五版広辞苑で "たほいや" は "遣小屋に同じ。静岡県でいう。"。この言葉が出題されていた当時使われていた第四版広辞苑には、もっと丁寧な解説が掲載されていた。

たほいやのルール(1999(平成11)年日本選手権版)

  • 親は辞典から珍しい単語を選び、題目として出題する。
  • 子はその語の解説文を自ら考え、紙に書いて親へ提出する。
  • 親は全て解説文と、辞書に載っている本来の解説文とをかきまぜ、順番に読み上げる。
  • 子は読み上げられた解説文の中から、本来の意味のものを推理し、チップを賭ける。
  • 親が正解を公表。賭け点を精算する。
    • 正解を当てた子は、賭けたチップを回収し、賭けた枚数のチップを親から貰う。
    • 正解を外した子は、賭けたチップをその説明を書いた人に払い、1枚を親に払う。
    • 正解者がいない場合、子は全員1枚ずつ親に払う。
  • 親を交代する。親が一周したらゲームは終了、チップの一番多い者が勝利者となる。

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