米澤嘉博

コミックマーケットの代表を長く務めた。有限会社コミケット取締役社長。

本職は漫画評論家である。日本マンガ学会理事も務めた。

奥さんのベルさんもコミケ関係者で、コミケ婚のはしりらしい。

タバコのハイライトが欠かせなかったらしいが、肺がんによって満53歳でこの世を去る。葬儀は、米澤家、準備会、有限会社コミケットの合同葬となった。

没後初のコミケとなるコミックマーケット71では、3日目終了後、カタログでの事前通告と、館内放送の案内で参加者全員での黙祷が捧げられた。この時は喧騒に包まれていた各ホールは、数万人の参加者が居るとは考えにくいほどの静寂に包まれた。

煙草と釣りを好んだ。

好物はジョージアの青缶「エメラルドマウンテン」で、嫌いなものは「ニンジン」。

携帯電話もPCも使わない人で、原稿もワープロではなく手書きだった。