京浜急行電鉄

読み:けいひんきゅうこうでんてつ
外語:Keihin Electric Express Railway Co., Ltd. 英語
品詞:会社名

大手私鉄の一つ。パスネットPASMOに加盟している。

目次

主要事業

  • 鉄道事業
  • 不動産事業
  • ホテル事業
  • レジャーその他の事業

かつての自動車事業は、2003(平成15)年10月1日に京浜急行バス株式会社に継承し会社分割された。

主要子会社

  • 株式会社京急ステーションサービス (駅係員)
  • 京急鉄道施設株式会社 (保線・通信その他鉄道施設管理業務)
  • 株式会社京急ファインテック (車両整備)

概況

2008(平成20)年3月現在、現有総営業キロ87.0km。

泉岳寺〜浦賀の「本線」を中心に、5路線を営業している。

相互乗り入れは、東京都交通局京成電鉄北総鉄道と行なっている。

路線一覧

全5路線は次のとおり(順不同)。

総延長キロ数87.0km

  • 本線 ‐ 泉岳寺〜浦賀(56.7km)
  • 空港線 ‐ 京急蒲田〜羽田空港国内線ターミナル(6.5km)
  • 大師線 ‐ 京急川崎〜小島新田(4.5km)
  • 逗子線 ‐ 金沢八景〜新逗子(5.9km)
  • 久里浜線 ‐ 堀ノ内〜三崎口(13.4km)

この他、廃止された路線や、計画倒れになった未成線が幾つか存在する(した)。

誕生

1899(明治32)年、大師電気鉄道が六郷橋〜大師(1.8km)を開業、好調を受けて社名を京浜電気鉄道に改めたのち、1905(明治38)年までに部分開業を繰り返して品川〜神奈川間が開業、京浜間が全通した。

一方 1930(昭和5)年に湘南電鉄が黄金町〜浦賀と金沢八景〜湘南逗子を開通させ、翌年に黄金町から日の出町まで延長、また京浜電気鉄道が横浜〜日の出町間を開通させ、1933(昭和8)年から直通運転が開始され、1941(昭和16)年には京浜電気鉄道が湘南電鉄を吸収合併した。

1942(昭和17)年には戦時合併により大東急に組み入れられ、1948(昭和23)年に京浜急行電鉄として分離独立、その後は国鉄(現JR東日本)との競争が続き、現在に至る。

悩み

特別料金不要の列車としては首都圏初となった、120km/h(288km/hBeat)運転をする「快特」をはじめとして、たゆまぬ努力を続けている。

しかし乗客が殆ど横浜で乗り換えてしまい、品川まで乗ってくれないという大きな悩みを抱えている。

逝っとけダイヤ

京急は全国で唯一、「逝っとけダイヤ」と称される運行方式をつつがなく実行できる鉄道会社である。

列車の連結や切り離しなども日常茶飯事で、あまりにも軽やかにこなすことから熱烈なファンが多く、「京急真理教」なる狂信者までいるらしい。

逝っとけダイヤ中は、次のような運行が発生する。

  • UST (Uraga Side Turn)
  • SST (Shinagawa Side Turn)
  • ZST (Zushi Side Turn)

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