かやく

読み:かやく
品詞:名詞

即席めんの具のこと。

目次

2009(平成21)年4月9日農林水産省告示第487号「即席めん品質表示基準」という基準では、以下のように定義されている。

ねぎ、メンマ等の野菜加工品、もち等の穀類加工品、油揚げ等の豆類の調整品、チャーシュー等の畜産加工食品、わかめ、つみれ等の水産加工食品、てんぷら等、めん及び添付調味料以外のものをいう。

「かやく」は、漢字では「加薬」と書かれる漢語が由来である。

かつては漢方薬の主薬に対し、その効果を増すために使われる補助薬を加薬と呼んだとされる。やがて食品の味付けや具のことも呼ぶようになり、日本で食品に加える意味で使われるようになったのは室町時代からとされている。

食品としての加薬は「薬味」とも呼ばれており、具の入った御飯は関西では「かやくごはん」と呼ぶ。関東では同じものを「五目ごはん」と呼んでいる。

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