アクリル酸

読み:あくりるさん
外語:acrylic acid 英語 , 丙烯酸 支那語(大陸・台湾)
品詞:名詞

有機酸(カルボン酸)の一つで、不飽和結合が1ヶ所(1価)の不飽和脂肪酸ビニル基を持つのでビニールの一つでもある。

目次

アクリル酸
アクリル酸

常温常圧では無色透明の液体で、酢酸に似た特有の刺激臭がある。

に容易に可溶。

紙おむつや生理用品の吸水性ポリマー等として使われるアクリルポリマーの原料であるほか、アクリル酸エステルの原料でもある。

アクリル酸は重合しやすく、重合するとアクリルポリマーとなるが、アクリル酸として市販されているものには重合防止剤が添加されている。

用途

アクリルポリマーの主な用途には、紙おむつ)や生理用品用の吸水性ポリマー、汚水浄化に使う高分子凝集剤、洗剤の効果を高める洗浄力強化剤、レーザープリンタートナーなど、様々である。

アクリル酸エステルの主な用途は、これが重合したポリマーとして、アクリル繊維や塗料、接着剤などに使われている。

毒性

重度の暴露では肺水腫を起こし呼吸困難に陥ることもある。

安全性

法規制など

  • 毒物及び劇物取締法(毒物及び劇物指定令)
    • 劇物 (但し、10%を超えて含有するもの)

危険性

  • 引火点: 51℃
  • 発火点: (該当資料なし)
  • 爆発限界: (該当資料なし)

有害性

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: 眼、皮膚に刺激を与える
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性
    • 急性毒性: (該当資料なし)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)
  • 規制値
    • 一日許容摂取量(ADI): (該当資料なし)
    • 暫定耐用一日摂取量(PTDI): (該当資料なし)
    • 急性参照値(ARfD): (該当資料なし)
    • 暴露許容濃度(TLV): 設定されていない

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: (該当資料なし)

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