アジピン酸

読み:アジピンさん
外語:adipic acid 英語 , 己二酸 支那語(大陸・台湾)
品詞:名詞

有機酸(カルボン酸)のうちジカルボン酸の一つで、炭素数6の直鎖飽和脂肪酸。飽和脂肪族ジカルボン酸。弱酸

目次

  • 組成式: C6H10O4
  • 構造式: COOH(CH2)4COOH
  • 分子量: 146.14
  • 密度: 1.36g/cm³
  • 融点: 152℃
  • 沸点: 338℃
  • CAS番号: 124-04-9
  • ICSC番号: 0369
  • 化学名: 1,4-Butanedicarboxylic acid

アジピン酸
アジピン酸

常温常圧では無色の結晶性粉末で、臭いはない。

誘導体、関連物質の例

  • アジピン酸アンモニウム (電解コンデンサーの電解液)
  • アジピン酸ジイソプロピル (エステル油剤)
  • アジピン酸ジヒドラジド (機能性モノマー)
  • アジピン酸ジヘプチルウンデシル (エステル油剤)

弱酸である。

安全性

危険性

  • 引火点: 196℃(密閉式)
  • 発火点: 422℃
  • 爆発限界: (該当資料なし)

有害性

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: 眼、気道を刺激する
    • 感作性: 反復または長期の接触により、皮膚が感作されることがある
  • 毒性
    • 急性毒性: (該当資料なし)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: (該当資料なし)

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