ビタミンB6

読み:ビタミンビーろく
外語:Vitamin B6 英語 , 维生素B6 大陸簡体 , 維生素B6 台灣正體
品詞:名詞

水溶性ビタミンの一つ。ビタミンB群に属する。

目次

基本情報

ビタミンB6は単一の物質ではなく、様々な化合物がある。

ビタミンB6
ビタミンB6

  • 外観: 白色〜微黄色の結晶性の粉末で、無臭 (塩酸ピリドキシン)
  • 溶解性: (該当資料なし)

誘導体、関連物質の例

ピリドキシン(PN)・ピリドキサール(PL)・ピリドキサミン(PM)の三種類があり、加えてこれらの5'位での燐酸エステル型、そしてピリドキシンの糖誘導体があり、合計で七種類の化合物がビタミンB6活性のある化合物とされている。

4'位がCH2OHでピリドキシン、COHでピリドキサール、CH2NH2でピリドキサミンである。

栄養面

食品として摂取する以外に、腸内細菌からも供給されている。但しその量は少ないため、ビタミン6はビタミンとして、定期的な摂取が必要となっている。

栄養必要量は成人男性で1.6mg/日。

但し摂取過多は有害で、許容上限摂取量は成人男子で100mg/日。

機能・欠乏症

アミノ酸代謝の補酵素として、アミノ酸のアミノ基転移・酸化・加水分解・脱炭酸・加燐酸分解など、様々な反応に関与する。具体的には蛋白質代謝(糖質や脂質に変える、およびその逆作用)があり、また利尿作用もある。

欠乏すると、皮膚炎、痙攣、貧血、口内炎、にきびなどを発症する。

また、ビタミンB6には心筋梗塞など虚血性心疾患を予防する可能性があるという報告がある。摂取量が少ない人は、多い人と比べて心筋梗塞の危険性が約2倍高まる、としている。

含有する食品

レバー、鰹、鯖、秋刀魚、大豆、落花生、空豆、鯵、バナナ玄米、小麦胚芽などに含有する。

白米にも含まれるが、茶碗一膳分で一日の摂取基準量の約2%程度しか摂取できない。

危険性

  • 引火点: (該当資料なし)
  • 発火点: (該当資料なし)
  • 爆発限界: (該当資料なし)

有害性

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: (該当資料なし)
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性
    • 急性毒性: (該当資料なし)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: (該当資料なし)
物質の所属
ビタミン
水溶性ビタミン
ビタミンB群
関連する物質
蛋白質

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