ピバル酸

読み:ピバルさん
外語:pivalic acid 英語
品詞:名詞

有機酸(カルボン酸)の一つで、炭素数5の飽和脂肪酸の一つ。飽和脂肪族モノカルボン酸。吉草酸の異性体の一つである。弱塩基。ピバリン酸とも。

目次

  • 組成式: C5H10O2
  • 構造式: (CH3)3CCOOH
  • 分子量: 102.13
  • 比重: 0.91 (水=1)
  • 融点: 36℃
  • 沸点: 164℃
  • CAS番号: 75-98-9
  • ICSC番号: 0486
  • 化学名: 2,2-Dimethylpropanoic acid

ピバル酸
ピバル酸

常温常圧では無色の液体または無色〜白色結晶で、刺激臭がある。

誘導体、関連物質の例

  • ピバル酸フルメタゾン (ステロイド)

安全性

弱塩基である。水溶液弱酸である。

強酸化剤と激しく反応する。多くの金属を侵し、水素を発生させる。

危険性

  • 引火点: 64℃(密閉式)
  • 発火点: (該当資料なし)
  • 爆発限界: (該当資料なし)

有害性

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: 眼、皮膚、気道を刺激する
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性
    • 急性毒性: (該当資料なし)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: (該当資料なし)
関連するリンク
ICSC 国際化学物質安全性カード
用語の所属
カルボン酸
脂肪酸
飽和脂肪酸
関連する用語
吉草酸
イソ吉草酸

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