メンデレビウム

読み:メンデレビウム
外語:Md: Mendelevium 学名 , Mendelevium 英語 , Mendelevium ドイツ語 , Mendélévium フランス語 , Mendelevio スペイン語 , Менделевий ロシア語 , مندليفيوم アラビア語 , 大陸簡体 , 台灣正體 , Mendelevi/o エスペラント
品詞:名詞

金属元素の一つ。超ウラン元素の一つ。

目次

基本情報

一般情報

原子情報

  • 原子量: [258]
  • 電子配置:
    • 1s2、2s2、2p6、3s2、3p6、3d10、4s2、4p6、4d10、4f14、5s2、5p6、5d10、5f13、6s2、6p6、7s2
    • [Rn]5f13、7s2
  • 電子殻: 2、8、18、32、31、8、2
  • 原子価: 2、3
  • 酸化数: 0、+2、+3

物理特性

  • : 固体
  • 融点: (該当資料なし)
  • 沸点: (該当資料なし)
  • 密度: (該当資料なし)
  • 比重: (該当資料なし)
  • CAS番号: 7440-11-1
  • ICSC番号: (登録なし)
  • 水への溶解性: 溶けない

同位体

質量数は、245から260までが確認されており、その中に核異性体も存在する。

安定同位体は存在しない。全ての同位体が放射性同位体である。

崩壊の種類については一例。これとは異なる崩壊をすることもある。

同位体核種天然存在比半減期崩壊確率(%)崩壊後生成物
245Md 自発核分裂(SF)  
246Md α崩壊 242Fm
247Md 自発核分裂(SF)  
248Md β+崩壊 248Fm
α崩壊 244Es
249Md α崩壊 245Es
β+崩壊 249Fm
250Md β+崩壊 250Fm
251Md β+崩壊 251Fm
252Md β+崩壊 252Fm
253Md β+崩壊 253Fm
254Md β+崩壊 254Fm
255Md β+崩壊 255Fm
256Md1.302時β+崩壊90.7256Fm
α崩壊9.3252Es
自発核分裂(SF)  
257Md5.52時EC崩壊85257Fm
α崩壊15253Es
自発核分裂(SF)  
258Md51.5日α崩壊 258Fm
β崩壊 258No
EC崩壊 258Fm
259Md1.60時自発核分裂(SF)  
α崩壊 255Es
260Md27.8日自発核分裂(SF)  
α崩壊 256Es
β崩壊 260No

ごく微量しか得ることができないため、まだ詳しいことは良く分かっていない。

3価が安定しているとする説がある。

安全性

適用法令

  • 放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律
    • 放射性同位元素
  • 試験研究の用に供する原子炉等の設置、運転等に関する規則等の規定に基づき、線量限度等を定める告示

危険性

  • 引火点: (該当資料なし)
  • 発火点: (該当資料なし)
  • 爆発限界: (該当資料なし)

有害性

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: (該当資料なし)
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性
    • 急性毒性: (該当資料なし)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: (該当資料なし)

1955(昭和30)年、カリフォルニア大学バークレー校で、アルバート・ギオルソ(Albert Ghiorso)、グレン・シーボーグ(Glenn T. Seaborg)らにより発見された。

製法は、253Es + 4He → 246Md + n、である。

元素名は、周期表を発明したロシアの科学者メンデレーエフにちなんで命名された。

不明。

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