ローレンシウム

読み:ローレンシウム
外語:Lr: Lawrencium 学名 , Lawrencium 英語 , Lawrencium ドイツ語 , Lawrencium フランス語 , Lawrencio スペイン語 , Лоуренсий ロシア語 , لورنسيوم アラビア語 , 大陸簡体 , 台灣正體 , Laŭrenci/o エスペラント
品詞:名詞

金属元素の一つ。超ウラン元素の一つ。アクチノイド系列最後の元素である。

目次

基本情報

一般情報

原子情報

  • 原子量: [262]
  • 電子配置:
    • 1s2、2s2、2p6、3s2、3p6、3d10、4s2、4p6、4d10、4f14、5s2、5p6、5d10、5f14、6s2、6p6、7s2、7p1
    • [Rn]5f14、7s2、7p1
  • 電子殻: 2、8、18、32、32、9、2
  • 原子価: 3
  • 酸化数: 0、+3

物理特性

  • : 固体
  • 融点: (該当資料なし)
  • 沸点: (該当資料なし)
  • 密度: (該当資料なし)
  • 比重: (該当資料なし)
  • CAS番号: 22537-19-5
  • ICSC番号: (登録なし)
  • 水への溶解性: 溶けない

同位体

質量数は、252から262、一説では266までが確認されており、その中に核異性体も存在する。

安定同位体は存在しない。全ての同位体が放射性同位体である。

崩壊の種類については一例。これとは異なる崩壊をすることもある。263Lr以降については情報の信憑性に難があるため注意。

同位体核種天然存在比半減期崩壊確率(%)崩壊後生成物
252Lr α崩壊 248Md
β+崩壊 252No
253Lr α崩壊 249Md
自発核分裂(SF)  
254Lr α崩壊 250Md
β+崩壊 254No
255Lr α崩壊 251Md
β+崩壊 255No
256Lr α崩壊 252Md
β+崩壊 256No
257Lr α崩壊 257Md
258Lr α崩壊 258Md
259Lr α崩壊 259Md
自発核分裂(SF)  
260Lr3.0分α崩壊75256Md
β+崩壊25260No
261Lr39分自発核分裂(SF)  
262Lr3.6時β+崩壊 262No
263Lr5時α崩壊 259Md
264Lr10時自発核分裂(SF)  
α崩壊 260Md
265Lr10時自発核分裂(SF)  
α崩壊 261Md
266Lr10時α崩壊 262Md
自発核分裂(SF)  

これまでごく微量しか得られていないことから、詳細は不明である。

安全性

適用法令

  • 放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律
    • 放射性同位元素
  • 試験研究の用に供する原子炉等の設置、運転等に関する規則等の規定に基づき、線量限度等を定める告示

危険性

  • 引火点: (該当資料なし)
  • 発火点: (該当資料なし)
  • 爆発限界: (該当資料なし)

有害性

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: (該当資料なし)
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性
    • 急性毒性: (該当資料なし)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: (該当資料なし)

1961(昭和36)年、カリフォルニア大学バークレー校で、アルバート・ギオルソ(Albert Ghiorso)らにより発見された。

製法は、カリホルニウム+硼素、である。

元素名は、サイクロトロンを発明したアメリカの物理学者アーネスト・オーランド・ローレンス(Ernest Orlando Lawrence)に敬意を表して付けられた。

不明。

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