挿入変異

読み:そうにゅうへんい
品詞:さ変名詞

フレームシフト突然変異の一種で、遺伝子のある部分に、(余計な)DNAが挿入されてしまうもの。

遺伝子はトリプレット構造であるので、例えば途中に1塩基のみが挿入されるような状況になると、以降のDNAは全てずれて読まれてしまう。これをフレームシフトという。

従って、この変異が起こると遺伝子は失活、あるいは活性が弱まるなど時に致命的な影響をもたらし、いわゆる遺伝病を発症する事になる。

用語の所属
突然変異
フレームシフト突然変異
染色体
関連する用語
点変異
欠失変異

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