準静的過程

読み:じゅんせいてきかてい
外語:quasi-static process 英語
品詞:名詞

外界と常に平衡を保ちながら、無限小の変化を極めて徐々に行なわせること。

厳格に言えば、準静的変化によって有限の変化を起こそうとすれば、無限大の時間を必要となるが、実際に観測するのは巨視的な変化なので、観測できない程度に系を乱すのであれば、それはもう準静的(可逆)過程と言って差し支えない。

関連する用語
可逆過程

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