符号

読み:ふごう
品詞:名詞

数値の正負を表わす記号や目印のこと。

目次

数式においては、次の二種類の記号を数値の頭に記述し、正負を表わす。

  • + 正記号(プラス記号)
  • − 負記号(マイナス記号)

文字

Unicodeでは、次のような文字が用意されている。

  • U+002B + (PLUS SIGN)
  • U+002D - (HYPHEN-MINUS)
  • U+2212 − (MINUS SIGN)
  • U+29FA ⧺ (DOUBLE PLUS)
  • U+29FB ⧻ (TRIPLE PLUS)

数値処理

電子計算機においては、符号を表わすために1ビットを用意し、これが0か1かにより、数値が正か負かを表わすことが多い。

例えば8ビットの値をsigned charとし、最上位ビットを符号とする。このとき、次のように数が表現できる。

  • 0x00〜0x7f (正の数、0〜127)
  • 0xff〜0x80 (負の数、−1〜−128)

負の数の表現は、主に1の補数2の補数の二種類があるが、上の例は2の補数である。

関連する用語
補数
符号拡張

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