鏡音リン・レン

読み:かがみね・りん・れん
外語:KAGAMINE RIN/LEN 英語
品詞:商品名

クリプトン・フューチャー・メディアより発売された、音声合成ソフトウェアVOCALOID2用ライブラリの一つ。

目次

このソフトウェアは、ヤマハの開発した音声合成エンジン「VOCALOID2」を採用し、実際に人間から録音された音声データを音声ライブラリとして追加した製品の一つである。

初版が2007(平成19)年12月27日に発売され、act.2が2008(平成20)年7月18日に発売された。

act.2act.2

計画では、キャラクター・ボーカル・シリーズ(CVシリーズ)として3作が予定されており、そのうちの第二弾「02」が、この製品である。

キャラ

一本で、女の子鏡音リン男の子鏡音レンがセットとなる。

キャラクターデザインはKEI、音声は声優の下田麻美が担当した。

女の子のリン、男の子のレンを一人二役で実現させたのは、声優ならではと言ったところである。

鏡音の名前の由来のうち、鏡は「鏡に写ったような対象的なツインボーカル」のイメージから、リン(RIN)とレン(LEN)は音の左右(R+L)から。

設定

鏡音リン・レンは、その容姿や設定などから双子のように見られ、そのように扱われることも多い。

しかし、公式設定では、双子、あるいは兄妹、姉弟といった設定は存在せず、「鏡に映った自分の分身」とされている。

初音ミクと同様、細かい設定を決めないことで、利用者の曲作りに制限を付けない方向性のようである。

使われ方としては、兄妹、姉弟でも良いし、恋人同士でも良い、ということであろう。

適応

第一弾の初音ミクはアイドルポップス系を得意としたが、この鏡音リンはエレクトロ&ロック系ポップス/歌謡曲〜演歌系ポップス、鏡音レンはダンス&ロック系ポップス/歌謡曲〜演歌系ポップスに対応する。

また、男性的要素を加えることで声の量感や太さが増し女性ソウルシンガー風となり、女性的要素を加えれば電気的でビリビリとした質感の「チビ声ロボ★ボイス」になる、としている。

チビ声ロボ★ボイス

そもそも「チビ声ロボ★ボイス」とは何であるか。

「チビ声」は恐らく子供っぽい声ということなのであろう。「ロボボイス」は古典的なロボット的な声という意味と推定される。しかし、問題はそこではない。

改めて書くまでもないが、「チビ声ロボボイス」ではなく「チビ声ロボボイス」なのである。この「」は一体何なのであろうか。もしかすると、「ボイス」という名の「チビ声ロボ」なのかも知れない。

設定上、ジェンダーファクターは0〜127の範囲であり、この値を下げたものが「チビ声ロボ★ボイス」なのであるらしい。

この意味不明な「チビ声ロボ★ボイス」をネタとした曲も存在する。

リン・レンの、各種はじめて記録。

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