Microsoft Word

読み:マイクロソフト・ワード
外語:Microsoft Word 英語
品詞:商品名

Microsoftワードプロセッサーで、Microsoft Officeに含まれるソフトウェアの一つ。Wordは英語で「単語」の意である。

目次

現時点での最新版は以下の通りである。

機能や動作

「小さな親切、大きなお世話」的な機能がふんだんに満載(あえて重言)されていることが特徴である。

初期の頃は非常に動作が不安定で、アプリケーションエラーが頻発していたため嫌われていた。最近のバージョンでは、かなり安定度が高まっているようである。

日本語版

日本のワープロは一太郎が圧倒的シェアであった。

多機能かつ使いやすいソフトウェアであったため、初期のWordなどでは歯が立たない。そこで、貪欲に機能を取り込む傍ら、一太郎を排除するべく卑劣な手段を講じ、現在は遂にひとり勝ちの状態となった。

それでも、日本語を使うのであれば今でも一太郎の方が優れているとする論説も見られる。

余計なお世話

日本語版Wordの持つ余計なお世話機能には枚挙に暇がない。

  • 「・」を行頭に入力すると以降の行が「・」から始まるリスト扱いになる
  • シングルクォート''記号を入力すると、IMEがOFFの場合でも勝手に‘’記号に置き換わる
  • スペルミス、文法ミス、などの赤線の指摘が煩い
  • 不要極まりないイルカが出てきたりする

あまりにも邪魔なので、この機能をOFFにするにはどうしたら良いのか、というのがFAQとなった。

.doc

従来は普通のテクスト文書ファイル拡張子だった「.doc」を我が物にし、世界中のユーザーを困らせたという暴挙も果たしている。

.docをワープロの文書ファイルの拡張子にしたのはWordが初ではない。対抗となるWordPerfectも同じであり、WordPerfectに対する攻撃として互換性のないファイルを同じ拡張子としたものである。

インターネットで最も使われているワープロ

かつてMicrosoftは「インターネットで最も使われているワープロ」と表現したが、未だその意味はよく分かっていない。

「インターネットで」の意味が定かではないが、これを「インターネットのウェブページを作る時に最も使われているワープロ」ととらえても矛盾が残る。HTMLエディターで作るならともかく、ワープロでこれを作ろうとする人はあまりいないと考えられるからである。

とりあえず現状は「インターネットユーザーに最も嫌われているワープロ」(嫌われているという表現は語弊があるかも知れないが語呂を合わせるため)と考えられる。

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