電波帯域

読み:でんぱ・たいいき
外語:band 英語
品詞:名詞

電波を、周波数ごとに分類したもの。電波の帯域区分。

目次

分類の方法には幾通りかがある。

周波数ごとに、長波、中波、短波…といった分類が一般的でよく使われる。

用途に応じて更に再分割されて利用されることもある。

一般的な分類

頭の数字はITUバンド番号。ITUによるRadio Regulations(無線通信規則)の分類では、このうち4から12までを定義している。

マイクロ波

マイクロ波の分類俗称は、アメリカの米軍から生まれIEEEの基準になった方式と、EU・NATOの方式とがあるようである。一部名称が重複するが、異なるものである。

IEEE

IEEE方式(米軍方式)は、軍事方面のほか、衛星通信では「衛星通信バンド」として、あるいは電波天文学その他でも、広く使われている。

NATO

  • Aバンド (0〜0.25GHz)
  • Bバンド (0.25〜0.5GHz)
  • Cバンド (0.5〜1.0GHz)
  • Dバンド (1〜2GHz)
  • Eバンド (2〜3GHz)
  • Fバンド (3〜4GHz)
  • Gバンド (4〜6GHz)
  • Hバンド (6〜8GHz)
  • Iバンド (8〜10GHz)
  • Jバンド (10〜20GHz)
  • Kバンド (20〜40GHz)
  • Lバンド (40〜60GHz)
  • Mバンド (60〜100GHz)

導波管

導波管やネットワーク機器類では、IEEE方式と似たような呼称を用いるが、高周波および低周波で独自の帯域を定義している。IEEE方式と同名でも周波数が微妙に違っている。

メーカーや機器によって異なるため、最も一般的なものを以下に記載する。

  • Qバンド (33〜50GHz)
  • Uバンド (40〜60GHz)
  • Vバンド (50〜75GHz)
  • Eバンド (60〜90GHz)
  • Wバンド (75〜110GHz)
  • Fバンド (90〜140GHz)
  • Dバンド (110〜170GHz)
  • Gバンド (140〜220GHz)
  • Yバンド (170〜260GHz)
  • Jバンド (220〜325GHz)
  • ?バンド (325〜500GHz)

170〜260GHzをHバンドとするものや、325〜500GHzをYバンドとするものもある。

帯域分類

大雑把な周波数帯をHz数で表現する方式である。

毒味のない中立的な方法で、携帯電話機や無線LANといった分野でよく使われている。但し大雑把な表現なので、異なる分野で名称が衝突することがある。

以下は、原則として日本での利用方法を記載する。

携帯電話機

携帯電話機はその特徴から国際的な規約が存在する。

アマチュア無線

アマチュア無線の周波数帯はアマチュアバンドとも呼ばれる。

(3級)と書かれたものは第三級アマチュア無線技士以上、(2級)と書かれたものは第二級アマチュア無線技士以上のアマチュア無線技士資格が必要である。

この他、「4630kHz」というものがある。電信のみ可能な、災害時などにつかう非常呼出し専用周波数である。電信のみなので、第三級アマチュア無線技士以上の資格が必要。

テレビ

テレビを参照。

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