海軍兵学寮 |
辞書:軍事用語の基礎知識 軍事組織編 (AMORG) |
読み:かいぐんへいがくりょう |
品詞:団体組織名 |
前年の1869年10月22日(明治2年9月18日)に設立されていた海軍繰練所を1870年12月25日(明治3年11月4日)に改称したもの。
しかし、ただ改称したのではなく、これを機に通学制度は廃止され、海軍操練所在寮生70余名から、幼年生徒(15歳以上19歳未満)15名、壮年生徒(20歳以上25歳以下)29名を選抜し、全部官費と改めて入寮させている。そのため、見方によってはこれが海軍士官養成学校の始まりだとも言えるわけである。
さらに翌1871年2月28日(明治4年1月10日)、大政官布達をもって「海軍兵学寮規則」が公布された。この中で兵学寮は幼年、壮年、専業の3学舎から構成されることとされたが、1872年4月4日(明治5年2月27日)に兵部省が陸軍省と海軍省とに再編されたのを機会に本科生徒に一本化された。
この海軍兵学寮は更に1876(明治9)年8月31日に「海軍兵学校」と改称されている。
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