FRP |
辞書:鉄道用語の基礎知識 鉄道技術編 (RTECH) |
読み:エフアールピー |
外語:FRP: Fiber Reinfoced Plastics |
品詞:名詞 |
繊維強化プラスチック。
プラスチックにガラス繊維などを混ぜて強度を上げたもの。型にはめて作るため、同じ形のものを大量に作ることができ、強度もそれなりにあるという利点があり、自動車や船、鉄道車両などの複雑なデザインを作るときに多用される。
FRPにはポリエステル系FRPとフェノール系FRPの2種類がある。ポリエステル系FRPは比較的加工が容易で、日本で一般的に使用されているが、炎と大量の黒煙を出して燃えるという特徴がある。一方フェノール系FRPは不燃性だが、成形後の塗装が必要で、変形やソリ返りが起きやすいという欠点がある。しかし最近は技術の向上で、変形やソリ返りが少なくなってきた。
日本の鉄道車両では、列車の先頭部などにフェノール系FRPが多用されている。
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