フスコデ |
辞書:科学用語の基礎知識 薬学・一般薬編 (BPHARI) |
読み:フスコデ |
外語:Huscode |
品詞:商品名 |
鎮咳剤。抗ヒスタミン複合剤。メーカーはアボットジャパン。
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薬品の特徴 |
錠は薬品コード2229 101F 1035、識別コードHC741。薬価6.10円/1錠。
シロップは薬品コード2229 102Q 1030。薬価3.50円/1ml。
効果・効能 |
3種類の有効成分により、咳を鎮める働きがある。
用法は成人1日9錠(1回3錠・一日3回)を経口投与であるが、年齢や症状に応じて適宜増減する。
成分・添加物 |
分量は1錠中。
規制区分 |
かつて「指定医薬品」だったが、規制廃止のため、特段の規制区分がなくなった。
薬効薬理 |
それぞれの薬効は次のとおり。
ジヒドロコデイン燐酸塩は麻薬であり、咳中枢を抑える事で咳を止める。
塩酸メチルエフェドリンも麻薬であり、気管を広げる事で呼吸を楽にする。
クロルフェニラミンマレイン酸塩は抗ヒスタミン剤であり、アレルギー症状を緩和する事で咳や痰を抑える。
麻薬といっても、医療用であるので過剰な心配は不要である。
剤形 |
フスコデPTP包装
風味等 |
味はやや苦い。
名称の由来 |
不明。
副作用など |
中枢を抑えることから、眠気、倦怠感などが副作用としてたまに見られる。
重い副作用は滅多に起こらないが、万一の場合は、必要に応じて使用の中止などの適切な対応が必要である。
リンク |
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