否定排他的論理和
読み:ひてい-はいたてきろんりわ
外語:NXOR: NOT XOR

 論理演算の一つ。略称「XNOR」または「NXOR」。別名、論理等価(Eqv)、あるいは排他的論理積(XAND)。
目次

概要
 二項演算であり、二つの式の真偽が同じ場合に、真偽が異なる場合にとなる。
 
 すなわち、「 ̄(A 〓 B)」あるいは「 ̄(A 〓 B)」、つまり「X = Not (A Xor B)」と等価の演算である。

論理回路
 XOR回路にNOT回路を繋げたものである。
 二入力であれば、論理式は次のようになる。
 OUT = (A∧B) ∨ ( ̄(A)∧ ̄(B))
 この通りに回路を作るとすると、少なくともNOTとANDが二つ、ORが一つ必要となる複雑な回路である。
 また、4つのNORゲートでも構成できる。

記述方法

記号
 論理記号は不明。理屈の上では、排他的論理和記号「〓」に上線を引いたもの「 ̄(〓)」が使われうるが、使用例は不明である。

ビット演算
 プログラムで記述する場合、Visual Basicでは「X = A Eqv B」のように使う。

何に使うのか?
 この演算を用いる場面は知られていない。

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