MDO6 |
辞書:通信用語の基礎知識 通信手順中編 (CPTRAN) |
読み:エムディーオウスィックス |
外語:MDO6: Multiple Destination Option on IPv6 |
品詞:名詞 |
1対複数の通信を行なうためのプロトコルで、IPv6上で動作する。
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特徴 |
マルチキャストの場合、世界中(少なくとも途中経路の全て)のルーターがマルチキャストに対応していないと使えない。膨大な経路表の管理も難しい。
対してMDOは、規模は小さく限定されるが、経路途中のルーターが制限されない。
マルチキャストとは異なり、送信者はあらかじめ送信先の複数のIPアドレスをヘッダーに設定して送信する。つまり、送り主が送る相手を指定するマルチキャストである。
実装と後継 |
オプションの発想自体をMDO、IPv6上で動作するものはその内でMDO6と呼ばれるが、実際にはkame上に実装されたMDO6しか存在しない。
2000(平成12)年頃に富士通研究所グリッド&バイオ研究部の今井祐二によってI-Dが出されていたが、RFCにはならなかった。この概念を元にした後継プロトコルはXCAST6である。
リンク |
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