エヌマ・エリシュ |
辞書:文化用語の基礎知識 民俗学西洋編 (LFOLKW) |
読み:エヌマエリシュ |
外語:Enuma elis |
品詞:固有名詞 |
"エヌマ・エリシュ" で始まるバビロニアの天地創造神話。祭儀文としてエサギラ神殿に奉納された。
まだ天が名付けられていなかった時、アプスー(深淵の淡水)とティアマト(海の塩水)が混じり合って神々が生まれる。やがて若い神々の陽気のために争いが起こり、キングとマルドゥクそれぞれを立てて戦争になった。
後者が女神ティアマトを討つとその体で天地を創造し、キングから主神権を意味する天命のタブレットを奪うと、最高神アヌに進呈してマルドゥクは主神となった。その後キングを処刑し、その血から人間を作りだしたという。
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