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沖縄島
辞書:国土用語の基礎知識 日本地理・九州編 (EGJPQ)
読み:おきなわ-じま
外語:Okinawajima Island
品詞:その他地名

南西諸島に属する琉球諸島のうちの北部、沖縄諸島にある島で、南西諸島中で最大の島。沖縄県の総人口の約90%がこの島に住む。

目次
島に関する情報

沖縄の中心となる島で、沖縄本島とも呼ばれる。

自治体

沖縄県に属し、現在は9市8町9村の26自治体がある(自治体コード順)。

基本情報

一般情報

通信
地勢

南北に細長い島で、北部は山原(ヤンバル)という森林が広がる。

都市部は中部から南部にあり、人口の大半は都市部に集中している。

この島に琉球王国が勃興する以前の三山時代は北から北山、中山、南山と三国があり、沖縄県となった今も、この三国に由来する北部・中部・南部が地域の区分となり、市部を除くと北部は国頭郡、中部は中頭郡、南部は島尻郡である。

略史
平定まで

元々は琉球王国という小国であった。独自の文化を持っていたが、琉球民族は大和民族とほぼ同じ民族である。

後に、薩摩藩(現在の鹿児島県)が琉球に進出して琉球を平定した。

日本が開国し、明治維新を迎え明治政府が成立すると、琉球は琉球藩となり、そして1879(明治12)年には琉球処分という名目(廃藩置県)で王国は解体され日本の一地域としての沖縄、つまり沖縄県となった。

日本となったことで、沖縄には平和がもたらされた。もし支那の手に落ちていたら、今頃どうなっていたか定かではない。

占領期

群島

日本が大東亜戦争に敗戦した後、沖縄および周辺は米軍に占領された。

米軍政府は、沖縄宮古八重山奄美の4つの群島に分け、政府の下に琉球人による自治政府を作る。沖縄諸島という地域分類は、この時生まれたとも言える。


政府

1945(昭和20)年8月に「沖縄諮詢会」が、1946(昭和21)年4月には「沖縄民政府」が発足、1950(昭和25)年には「沖縄群島政府」に昇格し、小国のようになった。

しかし、沖縄含む全4群島の知事選で日本復帰実現を公約に掲げる候補が当選した。そこでアメリカは群島政府を廃止、1951(昭和26)年4月に「琉球臨時中央政府」を設置、翌1952(昭和27)年4月に「琉球政府」を発足させた。琉球政府の酋長である主席は公選ではなく、米軍からの任命によった。


復帰運動

元々アメリカは、琉球は日本に占領され琉球民族が苦しめられている、などと勝手な思い込みをしており、正義の味方アメリカが救済の手を差し伸べ、琉球を日本から分離して独立させよう、などと考えていた。

しかし、沖縄が苦しめられた事実などはなく、逆に手厚く保護されていた。

そして米軍占領下は生活が不便なばかりでメリットが何もなかった。このため沖縄各地で本土復帰運動が発生、収まることがなかった。

こうして、米軍の手に落ちて27年目の1972(昭和47)年5月15日、沖縄は再び日本に復帰したのである。

現在

現在、西には中華人民共和国(支那)が勃興し、近隣諸国への侵略を続けている。

沖縄は支那からの侵略の驚異にさらされている地であり、日本の防衛力である自衛隊と、日米安保条約により同盟軍である米軍が駐留しており、支那からの侵略を抑えている。

沖縄には各地に極左がおり、存命中に共産革命を起こし沖縄を、そして日本全土を中華人民共和国倭人自治区にするべく、自衛隊や米軍の力をそぎ落とす活動を続けている。

自衛隊反対、米軍基地反対の運動などが該当するが、基地は雇用を産み、一般住民は基地に依存して生活しているため、一般住民で基地に反対するものはほぼ皆無である。反対派というのは、極左新聞屋二社や、政治活動家などに限られる。

沿革
島内の地理
河川

沖縄本島には、38水系61河川(2級河川)があり、北部に集中している。

沖縄の河川は本土とものと比べ、急勾配で延長が短いのが特徴。

降雨時には短時間で海へと流出するが、このため最小水位と最大水位の変動が大きい。

主要自治体

沖縄島北部の中心は名護市、沖縄県中部の中心は沖縄市、沖縄県南部の中心は那覇市で、県庁は那覇市にある。

沖縄市は沖縄第二の都市だが、県庁所在地ではない。昔から県庁は那覇市にあったが、コザ市と美里村が合併し沖縄市になった。当然、那覇市からは猛抗議を受けている。

観光

首里城で有名な首里は那覇市首里にある。

米軍基地として、200機近くの軍用機が常駐し極東最大の空軍基地として有名な嘉手納飛行場は中頭郡嘉手納町を中心に隣接自治体に跨がり広大なエリアが確保されている。

普天間飛行場(ふてんま)は宜野湾市にある。

民間機用の空港は那覇市の那覇空港(第四条第一項第五号に掲げる空港)があるが、ここには航空自衛隊那覇基地と陸上自衛隊那覇駐屯地が併設されている。ちなみに沖縄島上空の官制権は嘉手納基地にあり、那覇空港付近も例外ではない。那覇空港に離発着する航空機が低空飛行するのも、その都合からである。

ちなみに、日本で11番目のラムサール条約に登録された湿地、漫湖は那覇市と豊見城市に跨がって存在し、漫湖公園は那覇市側にある。

離島

この島の最寄りに、次のような島がある(概ね北から南、順不同)。

運輸交通

近年になり那覇に沖縄都市モノレール(ゆいレール)が開通したが、それ以前は完全な車社会であり、車無しでは生活できない社会でもある。


自動車専用道路

一般国道

地方道

道の駅

島内には6ヶ所の道の駅が存在する(駅番号順)。

駅名沿線道路所在地電話番号
許田国道58号名護市許田字許田17番地の10980-54-0880
おおぎみ国道58号国頭郡大宜味村根路銘13730980-44-3048
ゆいゆい国頭国道58号国頭郡国頭村奥間1605番地0980-41-5555
かでな沖縄県道74号沖縄嘉手納線中頭郡嘉手納町字屋良1026番地3098-957-5678
喜名番所国道58号中頭郡読谷村字喜名1番地2098-958-2944
豊崎国道331号豊見城道路豊見城市字豊崎3番地39098-850-8280

現時点で、日本最南端の道の駅は、道の駅「豊崎」である。


鉄道

空港

那覇空港(OKA、ROAH)

リンク
用語の所属
南西諸島
琉球諸島
沖縄諸島
沖縄県
関連する用語
沖縄本島
漫湖

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