高速中央環状線
読み:こうそく-ちゅうおうかんじょうせん
外語:C2: Circular 2

 首都高速道路の環状路線の一つ。高速湾岸線(B)と合わせて環状となる自動車専用道路
目次

概要
 
 路線番号は(C2)、ルートマークの表示は「中環C2」。
 高速と名は付くが最高速度は全区間60km/h(144km/hBeat)。
 阪神高速道路の環状線は時計回りの一方通行だが、この道路は高速都心環状線(C1)と同様、往復が存在する。
 葛西JCT小菅JCT江北JCT大橋JCT方向の内回りと、その逆の外回りがある。
 「中環」「外環」「圏央道」のうち、最初に全線開通した。。

起点・終点

設計諸元

規制等

法定路線名
 正式名称(法定路線名)は次のとおり。全て特例都道である。

道路計画

区間
 この路線は、次の4区間に分かれている。
 中央環状新宿線と中央環状王子線の間(熊野町JCT〜板橋JCT)は、池袋線(5)である。

中央環状品川線
 中央環状品川線は、高速湾岸線(B)と高速3号渋谷線(3)を結ぶ中央環状線(C2)の一部分で、品川区八潮(大井JCT)から大橋JCT付近までの区間、延長9.4km。
 2004(平成16)年11月に都市計画決定され、2006(平成18)年11月1日に起工式が行なわれた。
 完成は2013(平成25)年度を目標としたが、出入口工事や換気所工事で出水の発生により延期、205年3月7日に開通した。

中央環状新宿線
 中央環状新宿線は、渋谷線(3)と高速5号池袋線(5)を結ぶ中央環状線(C2)の一部分で、大橋JCTから熊野町JCTまでの区間、11.0km。
 妨害活動によって予定は大幅に狂ったが、熊野町JCT〜西新宿JCTが2007(平成19)年12月22日に開通した。
 大橋JCT〜西新宿JCTは、2010(平成22)年3月28日に開通した。
 東京都道317号環状六号線(山手通り)の地下を走るため、山手通りのバイパスとしての機能も持っている。

中央環状王子線
 中央環状王子線は、池袋線(5)と高速川口線(S1)を結ぶ中央環状線(C2)の一部分で、板橋JCTから江北JCTまでの区間をいう。
 この区間は慢性渋滞の高速6号向島線(6)のバイパス道としての機能も期待され、2002(平成14)年12月25日に開通した。

東側区間
 東側区間は、中央環状王子線(C2)と川口線(S1)と接続する江北JCTを起点に、小菅JCTで高速6号三郷線(6)、堀切JCTで向島線(6)と接続し、高速湾岸線(B)と接続する葛西JCTに至る。
 江北JCT〜葛西JCTまで全通したのは1987(昭和62)年9月である。

沿革

通行料金
 首都高速道路の料金区間であり、距離によって料金が変動する。
 距離制料金に移行する前は首都高速東京線の料金区間内となっていた。

状況
 都心から半径8km以内を環状に走る路線である。この路線より、各放射線が伸びている。

特徴

接続する主な道路

自動車専用道路

一般道

沿道施設、観光地等

主な橋
 (未確認)

主なトンネル

主な峠
 はない。

併走する鉄道

経由する自治体
 ()内は、現在はまだ開通していない区間。
東京都
(品川区) ‐ 目黒区渋谷区新宿区 ‐ 渋谷区 ‐ 中野区 ‐ 新宿区 ‐豊島区板橋区北区足立区葛飾区江戸川区

インターチェンジなど
 具体的なIC等は次のとおり。なおJCTには番号がない。未開通の箇所は仮称である。

中央環状品川線

中央環状新宿線

高速5号池袋線

中央環状王子線

中央環状(東側区間)

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