通信用語の基礎知識 全国のICカードこれひとつ 戻る

遺伝子発現
辞書:科学用語の基礎知識 生物学編 (BBBIO)
読み:いでんしはつげん
品詞:名詞

遺伝子の情報が、実際の生体の機能、構造などに変換される現象のこと。単に「発現」ということも多い。

目次
概要

生物は、遺伝子の情報を元にして、アミノ酸から蛋白質を作る。

どのような蛋白質が出来るかは遺伝子の情報次第であるが、出来る蛋白質により生物は生存に有利にもなり、不利にもなる。

特徴

DNAをもつ生物の場合は、上述のように遺伝情報を元に蛋白質を作ることをいう。

蛋白質に翻訳されずに機能するRNAについては、RNAの合成自体が発現であると言える。

遺伝による疾病の発現については、多くの生物はDNAを一対(2本)持ち、これは両親から1本ずつ貰ったものである。

生物は、自身を死に至らしめる遺伝子も持っている。これを致死遺伝子といい、実際に発現すると個体は死亡する。

リンク
関連する用語
遺伝子
遺伝子連鎖地図
致死遺伝子
伴性遺伝
優性遺伝
劣性遺伝

[再検索] [戻る]


通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club
KisoDic