==
読み:いこーる-いこーる
外語:==

 プログラミング言語における演算子の一つで、比較のための等価演算子の一つ。
目次

概要
 C/C++およびその派生言語で、等価演算子を==とすることが多い。
 このような = が代入に使われているプログラミング言語で、代入と区別するために比較用の演算子として用意される。逆に、比較を = にして代入を := とするプログラミング言語もある(Pascalなど)がこちらは比較的マイナーである。
 x == y としたときに、xとyが等価であればtrueを返す。この時、なにを基準に等価であるかと判断するかは、プログラミング言語の設計による。プログラミング言語によっては、より厳密な比較のための演算子として===を用意するものもある。

特徴

JavaScript
 JavaScriptの場合、== による比較は事前に暗黙的な型変換が実施される。このため、見た目が明らかに一致していなさそうなものでも、一致している(true)という結果をもたらすことがある。
 例えば、以下の式は成立し、trueとなる。
 let data_int = 1;
 let data_str = "1";
 if (data_int == data_str) { ... }
 この比較で良い場合もあれば、困る場合もある。困る場合は、暗黙的な型変換をしない等価演算子===が別途用意されており、厳密等価演算子と呼ばれている。

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