マザーボード
読み:マザーボード
外語:mother board

 電子計算機のメイン基板(メインボード)のこと。この板に、様々な電子部品を搭載する。
目次

特徴
 マザーボードは、スロットなどの形式により子基板を持つことができる。このため、これらの親となることから、マザーボードと称されるようになった。
 機器やメーカー等により様々な呼ばれ方をするが、こと「マザーボード」と言ったときには、PC/AT互換機のものを指すことが多い。
 

フォームファクター
 パソコン用のマザーボードは、長い歴史の中で、さまざまなものが作られ、使われてきた。この、基板の大きさやネジ位置等の規定を「フォームファクター」という。
 一般的なパソコンでは、現在の主流はATXである。

構成要素
 マザーボードには様々な部品等が搭載されるが、主には次のようなものが搭載されている。

主力部品
 以下は、2008(平成20)年頃の主力製品を例とする。

レガシーデバイス
 以下は、2008(平成20)年頃には既に過去のものとなった機能である。
 自作用として売られているマザーボードには今も搭載されているものがあるが、メーカーブランドパソコンになると、殆どの製品で機能が削られている。

メーカー

主要メーカー
 現在でも製品が見られる超有名メーカー/ブランド。
 その他のメーカー。既に撤退したものも含む。

大まかな評価
 ネットでの評判を集計したものであり、製品によっては評価と一致しないこともある。
 信頼性を求めるならASUSとGIGABYTEが双璧で、これにMSIが続く印象。
 ASRockとBIOSTARは人柱たちの評判を聞いてから。
 その他は博打。

選択のポイント
 一般的には、次のようなものが重視される。
 以前、Evercon社(旧GSC社)のコンデンサーがGIGABYTEなどのマザーボードで大フィーバーしたため、このメーカーのコンデンサーが載った製品は受け付けない人も多い。JetwayやAOpenは今でも使っているらしく、それを理由に却下とするマニアもいる。
 CPU周りは富士通メディアデバイス製の固体コンデンサーが使われていても、電源まわりやスロットまわりにEverconが付いていたりすることがあるので、どうしても拒絶したい人は、全体的によく見回す必要がある。

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