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水銀遅延線
辞書:電算用語の基礎知識 技術メモリー編 (TTMEM)
読み:すいぎんちえんせん
外語:mercury delay line memory
品詞:名詞

第一世代電子計算機の時代に、主記憶装置として使われた遅延管の一種。

目次
原理

水銀で満たされた管の両端に水晶振動子を取り付ける。

一方の水晶振動子に電圧を掛けて振動させる。その振動は水銀中を伝わり、もう一方の水晶振動子が振動する。

この振動により電圧・電流が発生し、それを増幅させて元の水晶振動子に戻すことで一定の長さ(管の長さに依存する)の信号電流を長時間記憶できる。

問題点
採用例

水銀遅延線を採用したコンピューターに、次のようなものがある。

他多数。

リンク
関連する用語
主記憶装置
遅延線メモリー
メモリー

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