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DSDディスク
辞書:電算用語の基礎知識 技術ディスク・応用編 (TTDISKA)
読み:ディーエスディー-ディスク
外語:DSD disk
品詞:名詞

DSDを記録することで、DVDを音声メディアとして利用するためのアプリケーション規格。

目次
概要

DSDのファイル形式には数種類あるが、その中でもソニーのVAIOが採用した形式DSF(DSD Stream File)を格納したDVDを、DSDディスクという。

ソニーのVAIOはじめパーソナルコンピューターでも再生できるが、Windowsの仕様上一旦PCMに変換せざるを得ない。その箇所で音質の低下がさけられないが、それでもCDなどとは比較にならない高音質が実現できる。

特徴
仕様

DVDのルートディレクトリに "DSD_DISC" というフォルダー(ディレクトリ)を作り、その中にDSFファイルを置くだけでDSDディスクになる。専用ツールなどは不要で、誰でも作ることができる。

プレイヤーにもよるが、一般的な仕様は次の通り。この仕様に合わせれば、対応するプレイヤーなら再生できる。

プレイリスト

ファイル名は自由だが、そのままだと検出順に再生される。

一定の順番通りに再生させた場合は、そのフォルダー(ディレクトリ)内にプレイリストを入れておくと良い。

プレイリストは拡張子.ddpのファイルである。

推奨

DSDディスクを再生するために、プレイヤーはディスク内の全てのファイルを検索する。

このため、ディスク内にフォルダーが多かったり、フォルダー階層が深かったりすると、アクセスに時間が掛かるという問題が生じる。

特別な理由がない限りは、DSFファイルはDSD_DISCフォルダー内に直接入れること、ファイル数も20ファイル程度までに抑えること、を守ると、極端な速度低下を避けることが出来る。

リンク
用語の所属
DVD
関連する用語
DVD-Audio

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