スラップ訴訟 |
辞書:文化用語の基礎知識 法律用語編 (LLAW) |
読み:スラップそしょう |
外語:SLAPP: Strategic Lawsuit Against Public Participation |
品詞:名詞 |
権力を持った者が、自身に気に入らない意見・言論を圧殺するためや、その発言者を恫喝することを目的として起こす報復的な訴訟。
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概要 |
大企業や大団体など力のある勢力が、反対意見を持つ者(それは個人の場合もある)の発言を封じ込めることを目的として提訴することで被告を恫喝するための訴訟をいい、名誉毀損などを理由として、法外な金額を損害賠償請求されるような訴訟となることが多い。
威圧訴訟、恫喝訴訟、言論弾圧訴訟などとも呼ばれる。
特徴 |
訴訟大国アメリカで生まれた。アメリカで猛威をふるったが、アメリカでも反社会的行為と認識されたことから、対策として多くの州でSLAPPを防止する法律が作られた。
近年では日本でも発生し問題となっているが、日本にはまだSLAPPを防止する法律が存在しない。
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