商船構造 |
辞書:国土用語の基礎知識 海事編 (EMMARIN) |
読み:しょうせんこうぞう |
品詞:名詞 |
商船が一般的に持つ船体構造。特にその特徴を強調する場合に用いる。
商船は商業を目的とするため、経済効率が最優先事項である。その商船の船体構造であるので最小の製造費運用費で最大限の載荷容量を得ることを主眼とする構造になっている。具体的にはまず船体鋼材重量に対する容積トンを最大化するため、平行部を極力延長して方形係数が向上するような船型にする。次に、機関も最大速度ではなく、巡航速度での高い経済効率が求められる。また隔壁もより沢山の載荷容量を得るために荒天航行時に耐えれる程度の隔壁しか設けない。建造費も抑圧するために材料の共通化、既存器械部品の採用、工作の簡易化などがはかられる。
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